■赤ちゃんの頭の形Q&A❹
ヘルメット治療とはどのような治療ですか?
ヘルメット治療とは、赤ちゃん専用の医療用ヘルメットを装着し、頭蓋骨の成長を利用して頭の形を整える治療です。位置的頭蓋変形(斜頭症・短頭症など)の程度や月齢を評価したうえで、医療機関が適応を判断します。
ヘルメット治療は何か月頃から始めますか?
一般的には、生後数か月頃から生後6か月頃までが適応になることが多いとされています。ただし、開始時期や適応は赤ちゃんの月齢や頭の形の状態によって異なりますので、医療機関で相談することが大切です。
ヘルメット治療は痛くありませんか?
ヘルメット治療は、頭を押して形を変えるものではありません。頭蓋骨の自然な成長を利用して形を整える方法です。1日23.5時間ほど装着しなければならず、装着初期は慣れるまで時間がかかる場合もあります。
ヘルメット治療をしないと頭の形は治りませんか?
すべての赤ちゃんにヘルメット治療が必要というわけではありません。頭の形の程度や月齢、向き癖の有無、発達の状況などを総合的に評価したうえで治療方針が決まります。軽度の場合は、生活環境の工夫や経過観察が選択されることもあります。
整体とヘルメット治療は何が違うのですか?
ヘルメット治療は、頭蓋骨の成長を利用して頭の形を整える医療的な方法です。一方、当院では頭の形そのものを矯正するのではなく、
- 向き癖
- 首の動き
- 身体の左右差
- 抱っこや授乳姿勢
- 発達の様子
などを総合的に評価し、頭にかかる圧力が偏りにくい身体づくりをサポートしています。
病院と整体はどちらを先に受診した方がいいですか?
頭の形が気になる場合は、まず小児科や頭蓋変形を診療している医療機関で相談すると安心です。そのうえで、向き癖や身体の使い方などについて整体でサポートを受けるという方法もあります。当院でも、必要に応じて医療機関での相談をおすすめしています。
レントゲンやCT検査は必要ですか?
位置的頭蓋変形では、必ずしも画像検査が必要になるわけではありません。ただし、頭蓋縫合早期癒合症などが疑われる場合には、医師の判断で画像検査が行われることがあります。検査の必要性は、医療機関で診察を受けて判断してもらいましょう。
頭蓋縫合早期癒合症とは何ですか?
頭蓋縫合早期癒合症とは、本来柔らかく開いているはずの頭蓋骨の縫合が、通常より早く癒合してしまう病気です。位置的頭蓋変形とは原因や治療方法が異なるため、気になる症状がある場合は早めに医療機関を受診することが重要です。
頭蓋縫合早期癒合症と向き癖はどう違いますか?
向き癖による頭の形の変化は、姿勢や頭にかかる圧力が影響して起こることが多いと考えられています。一方、頭蓋縫合早期癒合症は頭蓋骨の縫合が早く閉じる病気であり、医療機関での診断と治療が必要です。見た目だけで判断することは難しいため、心配な場合は専門医へ相談しましょう。
