「右ばかり向いて寝る」
「反対側を向かせてもすぐ戻ってしまう」

このような向き癖は珍しいことではなく、多くの赤ちゃんにみられます。
向き癖とは?

向き癖とは、赤ちゃんが無意識に同じ方向を向く状態です。
無理に反対方法を向かせようとしても余計に反発してしまうこともあり、原因を踏まえた対応が必要になります。
向き癖の主な原因
➀胎内での固定された姿勢
お腹の中にいた時の姿勢の影響で、首や身体に左右差がみられることがあります。
②出産時の影響
赤ちゃんは回旋しながら骨産道を通過します。その際に頭や首へ負荷がかかることで、一時的な緊張が残ることがあります。
③首の可動域の左右差
首を回しやすい方向と回しにくい方向があると、自然と同じ方向を向きやすくなります。
④股関節の可動域の左右差
股関節の開きやすさに左右差がある場合、股関節が開きやすい側に向きやすくなります。
⑤身体全体の左右差
骨盤や体幹の使い方に偏りがある場合も、向き癖につながることがあります。
⑥身体全体に力が入り過ぎている
赤ちゃんはまだ身体のコントロールが難しく、背中側の筋肉に力が入りやすくなっています。
背中側の筋肉に力が張り過ぎていることで、身体を捻る原因になります。
⑦授乳や抱っこ時の姿勢
横抱き時などに赤ちゃんの身体が捻じれてしまっていることがあります。また、抱っこが不安定だと、抱っこしている人と赤ちゃんの両者ともにリラックスしにくくなるため、全身に力が入ってしまう原因にもなります。
⑧栄養が不十分
授乳が上手くいってなかったりミルクを飲んでくれないなどの影響で栄養不足になると、赤ちゃんはエネルギー不足になります。
人間は力を抜く時にもエネルギーを必要とするため、結果として全身に力が入ってしまう原因になります。
⑨環境の影響
赤ちゃんはまだ未熟とはいえ。自分の見たいもの、聞きたい音の方向に注意を向けようとします。
また、赤ちゃんとご両親が一緒に寝ている場合、赤ちゃんはご両親側を向く傾向があります。自分の立ち位置や布団の位置、声をかける方向などを調整してみましょう。
⑩ママ(パパ)がリラックスできていない
赤ちゃんはママ(パパ)の精神状態を感じ取れる力を持っています。
赤ちゃんをリラックスさせる前に、まずは自分自身をリラックスさせることが大切です。
向き癖を放置すると?
向き癖が続くと、
・頭の形の左右差
・抱っこのしづらさ
・授乳時の左右差
につながることがあるため、できる限り左右に偏りがないように対応する必要があります。
まとめ

向き癖は単なる癖ではなく、様々な原因が絡んでいる場合があります。
特に、頭の形にまで左右差が起きている場合は、早めに対応していただくことをおススメします。
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